カイロプラクティックと慢性疲労症候群 
(週刊NY生活 「NY生活クリニック」 2006年5月27日付に掲載より抜粋) 

1989年に米国防疫センターが診断基準を発表したこの病気は、その名の通り、常に異常な疲れを感じるもので、現在も原因は特定されていませんが、ウィルス感染やアレルギー、免疫、内分泌、代謝の異常によって起きるのでは?と考えられています。

このうち免疫や内分泌系の異常が、VSC(サブラクセーション)によって起きる可能性があります。

実は、私がドクター・オブ・カイロプラクティックになったのは、自分自身の慢性疲労症候群がカイロプラクティック・ケアによって治った体験からです。

この病気の診断基準は、他の病因が見つからないことを前提とし、
1. 異常な疲労感が半年以上続く
2. 微熱やのどの痛み、関節痛、頭痛、リンパ節が腫れて痛むなどの、かぜに似た症状
3. 集中力や思考力の低下、物忘れ、抑鬱などの精神的な症状
4. 睡眠障害(過眠、不眠)
5. 食欲低下
などが現れます。

初めは風邪をひいたのかなと思いますが、これらの症状がだらだらと半年以上続いて、日常生活に影響が出てきます。病院で慢性疲労症候群と診断された場合、発熱や関節痛には非ステロイド性抗炎症剤を、精神症状が強い場合は抗鬱剤を処方されますが、根本的な治療方法にはなりません。

ただし、サブラクセーションが原因で、免疫や内分泌系に機能障害が起きている場合、カイロプラクティックが効果的なケースがあります。私(ドクター・エガワ)の場合がこれにあたり、カイロプラクティック・ケアを受け始めて3ヶ月ほどで効果が現れ始め、約1年後には、ほぼ完治しました。

それに合わせて、食生活の改善、適度な運動、そして精神面での最新のアドバイスをカイロプラクティック・ドクターから受けていったことも、改善のための重要なポイントでした。