妊娠・出産を支える「マタニティ・カイロプラクティック・ケア」

・よりよい妊娠・出産のために

「妊婦にカイロプラクティック!?」と驚かれたことでしょう。
カイロプラクティックの本場アメリカをはじめ、カナダ、ヨーロッパ、オセアニアでは、妊産婦に有効な「マタニティ・カイロプラクティック」があり、妊産婦はもちろん、多くの助産師たちにも支持されています。

妊娠中に最も重要になることは、「赤ちゃんを胎内で健康に育む」という情報が脳から身体の配線システムである神経系を通して100%母体に伝わっているか?という事です。脳に先天的にプログラムされている、「子供を育むための情報」が100%からだに伝わっていれば、妊娠中のお母さんのからだはもちろん、赤ちゃんがいる子宮をより良い状態へと導きます。

「マタニティ・カイロプラクティック」は、母体とおなかの中の赤ちゃんにとても優しいケアとして、すばらしい効果がある事は、研究調査上でも認められています。妊娠中も、どなたでも安心して受けていただけます。

 

 

 

 

・妊娠中における原因不明の体調不良

本来、妊娠は自然の働きであり、新しい命を育み、誕生を待ちこがれる、家族にとって最も楽しいプロセスであるはずです。それなのに、どうして、妊娠中の体調不良、首・背中・腰・股関節の痛みや違和感を感じたり、「いつも調子が悪い」、「元気が出ない」、「からだを動かすのがおっくうだ」などのはっきりしない症状が起きるのでしょう?

妊婦さん向けの雑誌には、「妊娠中はそうなりやすい。仕方ない。」などと書かれているため、ほとんどの方が「当然の事」とあきらめているようです。しかし、それらがもし「VSC(脊柱サブラクセーション複合体)」によるものだとすれば、カイロプラクティック・ケアを受ける事により、脳とからだをつなぐ配線スイッチが「オン」になり、より快適なマタニティライフ(周産期)を送る事が可能になるのです。

・産後にも継続したカイロプラクティック・ケアを

お産が終わると、母体は再び大きく変化します。
子宮が元の大きさに戻り、腹筋や骨盤の周りの筋肉が回復してきます。またホルモン分泌も変わり、妊娠中緩んでいた腰・骨盤の関節を支える、じん帯などが引き締まり始め、からだは徐々に妊娠前の状態に戻り始めます。

しかしその過程で、産後の体力の回復が遅い、元気が出ない、首・背中や腰、股関節の痛み、恥骨の痛み、尿漏れなどの不調を訴える方も多くいます。その大きな原因のひとつが、VSC(脊柱サブラクセーション複合体)です。

現在、常識とされている病院での分娩時の体勢は、重力に逆らうポジションになるため、妊婦さん自身が踏ん張りにくく、脊柱や神経に非常に大きな負担がかかることが多いのです。そのため、その際に受ける物理的ストレスが、背中を通る神経ブレーカーを落とし、配線不良を起こす原因になると考えられています。

脊柱サブラクセーションの有無を調べ、改善できるのは、ドクター・オブ・カイロプラクティック (D.C.) だけです。

マタニティ・カイロプラクティックの有効性

妊娠中および分娩時における腰痛とカイロプラクティック(Diakow、アメリカ、1991年)
「妊娠中の腰痛に対してカイロプラクティックを受けた場合、84%が痛みの軽減を報告した。妊娠中のカイロプラクティックはさらに、分娩時に必要以上の痛みを感じる可能性を大幅に軽減する。」

マタニティ・カイロプラクティックと分娩所要時間に関するリサーチ(Diakow, Fallon、アメリカ、2000年)
妊娠中のカイロプラクティック・ケアによって、分娩時間の顕著な短縮が報告されています。
・初産:分娩時間が平均24%の短縮
・経産(2回目以降):分娩時間が平均39%の短縮

妊娠・出産を支えるカイロプラクティックの役割(Allaire, et al、アメリカ、2000年)
アメリカ・ノースキャロライナ州の認定助産師82人を対象に行われた調査によると、ドクター・オブ・カイロプラクティックへの紹介が頻繁に行われています。

「82人のうち、93.9%の助産師が何らかの『補完代替療法:CAM』を推奨した。統計で見ると、ドクター・オブ・カイロプラクティックに紹介した数は第三位だった。」

  

  参考文献

  1. 小畑良明, D.C., CACCP: 「より良い妊娠とお産を支えるカイロプラクティック・ケアのご案内:マタニティ・カイロプラクティック;お母さんと赤ちゃんのために」, 2010.
  2. Diakou, P.R., T.A., et al, Journal of Manipulative and Physiological Therapeutics, 14(2):116-118. Febbruary, 1991.
  3. Esch, S., Zachman, Z., Adjustive Procedures for the Pregnant Chiropractic Patient, Chiropractic Techinique, 3(2):66, May, 1991.
  4. Maclennan, A. H., Nicholson, T., Green, R., Bath, M., Serum Relaxin and Pelvic Pain in Pregnancy, pp 243-245, Lacet II, 1996.
  5. Maitland, D., MBE Vertebral Manipulation, 5th edition, Butterworth, 1986.
  6. Ostgood, M.D., Anderson, M.D., Schuttz, PhD, Miller, PhD, Influence of Some Biomechanical Factors on Low Back Pain in Pregnancy, Spine Magazine, Vol. 18, 1993.
  7. Peet, J., D.C., Chiropractic Pedicatric and Prenatal Reference Manual, 2nd edition, Baby Adjusters, Inc. Publications, 1992.
  8. Plaugher, G., D.C., Anrig-Howe, C., D.C., Textbook of Clinical Chiropractic, Williams and Wilkins, 1993.
  9. Rothman, M.D., Simone, M.D., The Spine, 3rd edition, W.B. Saunders, 1992.